3日目(8月24日)

長くて、終わりを迎える走破

5時起床。忘れ物が無いか確認をして出発しました。忘れ物はいまそこに物を置き忘れていないか確認をする他にも手持ちの荷物がすべて入っているか確認をすることが大事です。益田からは長門市へと移動します。長門市までは長距離移動。それをオールロングシートのキハ120が走ります。益田を出れば後は楽だと思っていましたが、長時間ロングシートで座ることはつらい・・・。乗車途中、デジタルカメラの日付が24時間10分(大体1日分)ずれていることに気付き、修正しました。しかし低い画素数に設定していたことは翌日まで気付きませんでした。

長門市で乗り換え、キハ40ではあるがやっとクロスシートに座れたため、車内で朝食を摂ります。長門市駅からは山陰本線の支線である仙崎支線が発着していますが、1日目で伝えたとおり、見送ります。乗車中はトイレもしておきました。小串は3分乗り換えでしたが、対面乗り換えでしたのでまあ大丈夫でした。小串から下関へ移動します。益田からは1両だった気動車も2両になり、自動放送ではなくツーマン運転になりました。次第に利用者も増えて、立ち客も発生しました。これ、小串~下関間電化した方が良かったのではないかと思いました。この後、山陽本線と合流し、下関へ到着。これで、長い長い山陰本線走破が終わりました(実際山陰本線は幡生が終点ですが、車両は下関まで走ります)。下関からはJR九州が運転する山陽本線に乗ります。ここから関門トンネルを通ります。長いトンネルを抜けた先は九州となり、門司駅で乗り換え。門司港へ向かいます。ここで、門司港行きの電車は8両編成。1両、2両、4両と続いて8両は本当九州の輸送力の大きさを知りました。

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梶栗郷台地駅で気になった、到着標識
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長く使用してきた乗車券も、これで終わり

門司港レトロ

門司港からはクローバー切符を買い求め、九州鉄道記念館に移動します。今まで訪れた鉄道博物館には少ないB寝台が見れました。印象深いところは本館2階資料室のパソコンがWindows XP搭載で、モニタがEIZOだったことです。EIZOのモニタ購入できる余力あるならOS更新してよ・・・。その後空腹のため焼きカレーを食べました。ATMも1万円をおろしました。5000円おろしていたら新門司港で足りないと後悔していたであろうに・・・。

13時20分には潮風号に乗ります。動力集中方式と見せかけて両端に機関車が入っています。途中で関門橋が見えた時は迫力がありました。関門トンネルもいいけど橋も渡りたかったなあ。関門海峡めかり駅に着く手前には視界にプールが入っていたこと、なかなか暑かったことから水着持ってきてプールに入っても良かったと思いますが、プールに入る前後は結構時間がかかるものなので、難しいですね。

関門海峡めかり駅を降りたあとは虫と暑さの中、海岸を添えながら歩きます。関門トンネル人道も歩きました。県境を跨いでいたりと遊んでいたりしていました。人道の距離は1km近く。普段利用する駅から自宅までの距離より短いのに長く感じました。

人道を超えた先は本州で、ここからサンデンバスに乗ります。サンデンバスはかなり運転が荒いようで、手すりつり革は必至。ちょっと荷物確認!という時には応じませんので気をつけましょう。唐戸到着後は船ターミナルに移動。この時は日差しが強かったので(一応)助かりました。関門汽船で本州を離れ、門司へ戻ります。その船もまた揺れるようで、船酔いを受けているのではと思いました。後のフェリーにも影響を受けているので船酔い止めは服用したほうが良かったですね・・・。マリンゲート門司からはそのまま門司港へ行きます。関門海峡ミュージアムは寄りませんでした。結構時間消費してましたので。

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関門人道トンネル入り口の看板、何故か英語表記だけ詳しく書かれている
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福岡県と山口県の境界!

行っててよかったゼンリン地図の資料館

門司港駅で大荷物を引き出して西小倉へ電車に乗ります。大荷物は3人分を積み重ねて1つのロッカーで済ませたため、破損しているのかと思っていましたが、問題はありませんでした。西小倉に到着してもヒラリラーさんが爆睡していたため、忘れ物があるのではないかと疑っていました。とりあえず西小倉が今回の旅行で最西端です(最終日は旅行の中で最東端のところに着きます)。西小倉駅からは猛暑に耐えつつゼンリン地図の資料館へ移動します。入り口は朝日本社ビルかモール4階からです。分かりづらい。この前に一旦手洗いも行いました。今までハンドソープのない手洗い場でしたのでここでハンドソープが使えて幸せでした。

この資料館はかなり興味深く、日本地図が次第に正確になっていく光景に関心を持ちました。ゼンリンの歴史コーナーもあります。体験コーナーでは各市の地図が細かく書かれています。私の家も苗字と共に写っていたこと、最近付近で解体された家がちゃんとなくなっていることにびっくりしました。途中で鼻血が出ましたが、時間に余裕があったので大きな問題ではありませんでした。

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門司港駅のレトロな姿は工事により隠れていました...
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ゼンリン地図の資料館

フェリー乗船へ

資料館からは小倉駅まで歩きました。時間に余裕があれば北九州モノレールに乗りたかったですが、電車のダイヤのことを考えて諦めました。でもおみやげは購入しました。おみやげは博多関係のものが多く、門司港あたりのものは少なかったです。九州での最終乗車はPASMOで支払い。ICカード共通利用ができて便利です。門司駅到着後はフェリーからの送迎タクシーを待ち、送迎費用を支払ってタクシーに乗ります。門司駅周辺で駅弁を販売しているのかとネットで探したところ、無いようです。かしわ飯食べたかった・・・。門司駅から新門司港まではかなりの距離でタクシーで30分程かかります。移動の30分間は少し寝ていましたが、結構揺れるものでした。もし徒歩で行ってしまったら・・・何していたんだろうね。

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フェリーびさんに乗船!

新門司港の乗り場で学割内容の記入と費用を支払い、フェリーに乗船しました。フェリーに入るとまずはエントランスホールがあって、そこに食事が販売されています。進行方向前方に進むと就寝できる部屋が設置されています。更に進むとリラクゼーションエリアがあってそこでくつろぐことが出来ます。横の扉にはお風呂が入っています。カプセルホテルのような2等洋室のため、貴重品の管理は悩みました。一応貴重品は使わない時だけロッカーにしまい、フェリー内で使いそうな物は適宜持っていくように、そうでない場合は布団近くに置いておきました。荷物確認もしてお風呂に入り、ご飯を食べました。ここで一旦日記を書きつつ、就寝しました。